BIMを導入した動機・期待した効果・導入後の変化・従来のCADソフトとBIMソフトの業務の振り分け・満足しているポイント・洗い出された問題点・ざっくりとした不満・社内の感想などヒアリングし、蓄積されたコンサルデータをもとに、あなたの会社のBIMがどのような活用状況にあるのか、正確に把握する必要があります。
BIMの活用状況を調べた上で、次はゴールとなる完成形の図面などのフォーマットがどのようなものか社内での規定や決まり事など守らなくてはならないことを検討しテンプレートの作成への準備を進めます。ここが疎かになると成果物の品質が安定されず、個人の裁量によってバラバラの仕上がりとなりBIM業務に完全に切り替えることは困難になっていきます。
現状の問題点をクリアし社内でのCAD図面の決まり事を網羅した最適化されたテンプレートを作成します。BIM活用成功の分かれ道はテンプレートが現状に寄り添えているかどうかが重要なポイントです。完璧なテンプレートにより、あなたの会社の良さを分かってもらえる図面が作成者の裁量に頼らず一定の品質で作成可能になります。
テンプレートを使って、いざ図面を作成していきます。しかし、テンプレートだけではそれをどうやって使うのか分かりません。
使い方の解釈に個人差が生れてしまってはせっかくのテンプレートも効果半減。テンプレート+マニュアル のセットで正しくテンプレートが機能してきます。
実物件でスピーディーかつ正確な図面作成を求められたときに、今まで気が付かなかった問題に直面する場合が多いです。そんな時に社内だけでは解決の糸口が掴めないと大変。サポートを継続してくれる存在は重要です。
また、そこで見つかった課題点をテンプレートやマニュアルの修正に反映させ、会社の案件すべてがBIMノウハウの蓄積に役立っていきます。